新着情報

Close

「コロナうつ」対策・予防の最善策は?~こんな時こそカウンセリングを受けよう~

「コロナうつ」が急増~「異常な事態」の中で生活する人たち

 

新型コロナウイルスの感染拡大が全国的に広がり、日本中が不安に覆い尽くされています。

 

私たち日本うつ病サポート協会の所在地である北海道では、早い段階で多くの感染者が確認されたこともあり、全国に先駆けて「緊急事態宣言」が発令されました。

 

その後、3月19日に解除されたものの、多くの道民は不要不急の外出を控える生活を余儀なくされ、週末であっても繁華街は人出が少なく、閑散とした状況となっています。

 

特に夜ともなると、歓楽街でも人の数が少なく、非常に寂しい様子となります。全国的に知られたススキノであっても、客足は遠のき、実に寂しい限りなのです。

 

その後、全国で発令された「緊急事態宣言」は解除されたものの、多くの街では、通常より人の数が少ない状況が続いています。

 

こうした光景は、まさに、「異様」であり、このような光景が普通に存在する現状は「異常な事態」と言えるでしょう。

 

この「異常な事態」の中で生活する人たちが、どうして「正常」でいられるでしょうか。

 

しかし、私たちは、この「異常な事態」をこれからは「新しい生活様式」として受け入れ、「新たな日常」を作り上げることを求められています。

 

「社会不安」という名の巨大なストレス

 

新型コロナウイルス感染拡大によって、日本は、いや、世界は社会不安に支配されていると言っていいでしょう。

 

これは、今まで人類が経験したことのない非常事態かもしれません。

 

こうした未曽有の事態においては、いかに健康な人であっても、体調不良があらわれるのも当然でしょう。

 

もちろん、身体だけではなく、心にも悪影響を及ぼすのは言うまでもありません。

 

そのため、「コロナうつ」「コロナ疲れ」「コロナストレス」といった言葉が生まれ、すでに多くの人々の心が蝕まれつつあるのです。

 

そして、この先、心を病む人は増加の一途をたどることが容易に想像できます。

 

最近、イライラすることが多くなった、気分が落ち込む、何をやっても楽しくない、仕事や勉強に集中できない、不安感や焦燥感がある、眠れない・・・。

 

こうした、「いつもと違う」感覚があらわれていないでしょうか?

 

もし、あらわれている人は、世界中を覆い尽くす社会不安という巨大なストレスによって、心がダメージを受けている可能性があります。

 

ストレス発散が難しい

 

新型コロナウイルスへの恐怖は、人々の心に強烈な不安感を生じさせています。

 

紙製品が不足するとのデマが乱れ飛んだり、デマだとわかっていながら、トイレットペーパーの買い占めに走ってしまったり、マスクを高値で転売するという悪質行為が横行したりしたのも、未知のウイルスに対する恐怖から生じる社会不安という名のストレスが、人々の心を蝕んだ結果と言えるでしょう。

 

一般に、ストレスはうまく発散することで解消することが可能です。

 

そのための方法には様々なものがあります。

 

スポーツをしたり、遊園地に行ったり、旅行を楽しんだり、カラオケで歌ったり・・・。

 

ところが、新型コロナウイルスの性質上、「密閉」「密集」「密接」のいわゆる「3密」を避ける必要があり、普通であればストレス発散に効果的とされる方法さえもできないという状況になっています。

 

つまり、現在のような、巨大なストレスが地球上に横たわっている状況では、人々はストレスを発散させることさえ難しいと言えるのです。

 

これでは、人々の心はどんどん蝕まれてしまい、回復不可能なところまで破壊されてしまう恐れがあります。

 

せめてこれ以上、心を蝕まれないためにはどうすればいいのでしょうか。

 

この問いに対するひとつの答えが、「カウンセリングを受ける」ということです。

 

多くの人が外出を控える中、「カウンセリングルーム」という密閉空間へ出向くことを推奨するのは不謹慎と受け止める向きもあるかもしれません。

 

それでもなお、カウンセリングを受けることをここではお勧めしたいのです。

 

我慢しないで! こんな時こそカウンセリングを受けよう

 

新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてからというもの、カウンセリングの予約のキャンセルが相次いだり、新規の申し込みが減少するなどしました。

 

しかし、「緊急事態宣言」が解除されたこともあり、最近では少しずつ申し込みが増えてきました。

 

この間、通うことを控えていた人が再開し始めたのはもちろんですが、新規の申し込みも確実に増加してきているのです。

 

こうしたことからわかるのは、今までカウンセリングを受けたことがなかった人が、最近になって、カウンセリングを必要とする状態になったということでしょう。

 

これは、新型コロナウイルスがもたらす社会不安によって心を蝕まれつつある人が、自らの心の危機に気づき、回復のために行動を起こしたということでしょう。

 

これは、自分を守るために必要なことだと言えます。

 

新型コロナウイルスの不安が続く中、

 

「こんな時にカウンセリングなんて・・・」と考えるのではなく、むしろ

 

「こんな時こそカウンセリングを受けよう」と考えてみることをお勧めします。

 

こうすることで、少しでも心の安定を取り戻し、新型コロナウイルスによってもたらされた社会不安という名のストレスに蝕まれた心を早急に回復させてください。

 

今のような状況下においては、決して我慢をしないでほしいのです。

 

不安で出かけられない人には「電話カウンセリング」がある

 

当協会では、みなさんの安全のために、可能な限り、新型コロナウイルス対策を講じています。

 

 

協会の取り組みの詳細についてはこちらをご覧ください。

 

◎新型コロナウイルス対策~協会の取り組み~

https://utsu-support.com/archives/563

 

 

また、これまでは行なっていなかった「電話カウンセリング」を急きょ開始し、外出に不安を感じている人にも対応できるようにしました。

 

詳細についてはこちらをご覧ください。

 

◎電話カウンセリングを開始しました~新型コロナウイルス対策~

https://utsu-support.com/archives/573

 

 

さらに、新型コロナウイルスの感染拡大により、経済的ダメージを受けている人も少なくないため、「電話カウンセリング100円~」という取り組みも開始しました。

 

詳細は協会トップページでご覧いただけます。

 

◎コロナうつ予防の取り組みとして

「緊急事態宣言に伴い 電話カウンセリング100円〜」延長のお知らせ

https://utsu-support.com/

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大が収束するのはいつになるのか、見当もつかない状況が今後も続くことが予想されます。

 

こうした社会不安が蔓延する中、自らの心を守るためにも、「こんな時こそ」カウンセリングを受けることを考えてみてください。

お知らせ一覧へ >