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札幌から車で40分の当別町にて

喫茶店オープンのお知らせ

 

こんにちは。日本うつ病サポート協会の事務局です。

 

11月13日に札幌から車で約40分の当別町に新たな喫茶店がオープンしました。

 

この度、日本うつ病サポート協会が出資した喫茶店がオープン致しました。

 

現在、日本うつ病サポート協会では、札幌にてカウンセリングを実施したり、企業への講習、うつ病をサポートする方へのカウンセリング。そしてうつ病についての勉強会やカウンセラーの育成に携わってきました。

 

では、なぜ喫茶店の運営に携わることになったのかということを今回のブログでご紹介しようと思っています。

 

 

【お話出来る環境】

 

札幌にてカウンセリングを行っていく中で、うつ病を患ってしまう方に比較的共通していることが「お話をする環境が無い」ということです。

お話する環境が無いというのは大げさかもしれませんが、自分の事をお話する場所や機会が少ないと言った方がよいかもしれません。

 

お友達やご家族とお話をする機会はあるのですが、自分の気持ちを吐き出すということが出来ない場合が多いのです。

 

それは、〇〇な事をいったら相手はどのように感じるのか・・・

 

相談をしたら「〇〇した方が良いよ」とアドバイスを頂くというケースが多いのです。

 

実は、心が疲れているときは自分の気持ちを吐き出したときに、アドバイスが来てしまうと否定されたという感覚に陥ってしまい、自分の気持ちを吐き出すとアドバイスが来て心が疲れてしまうので、話すことを止めてしまうという形になっていくのです。

 

自分の気持ちをお話しないということは、ストレスを自分の身体の中にため続けるという形になっていくのでストレスに耐え切れなくなってしまうと心の病を発症してしまうという形になるのです。

 

そこで、私たちがまず取り組もうと考えたことは、「お話が出来る環境を作る」ということです。

 

私たちが運営する喫茶店は小さな喫茶店で、店主やスタッフとお話をして頂きながら気軽にお話する環境を作っていきたいという想いから喫茶店事業をスタートしようと思ったのです。

 

また、私たち日本うつ病サポート協会のカウンセラーも時折ホールスタッフとして勤務しています。

喫茶店で働く男性スタッフが日本うつ病サポート協会の札幌カウンセリングで実際にカウンセリングを行っている現役のカウンセラーです。

 

喫茶店なのでプライバシーの問題があるため、深刻なお話はお聴きすることはできませんが、簡単な相談やお話を聴いてくれると思いますので気軽に声を掛けてくださいね。(喫茶店で働いている男性スタッフが協会所属のカウンセラーです。木曜日に勤務していることが多いです。)

※11時~13時までは混雑しているため、13時以降の時間帯がお話するには良いかと思います。

 

【お食事】

 

喫茶店事業を進めていく中で、一番大切に考えていることが先ほどの「お話する環境」です。

そして、次に大切にしていきたいのが「お食事」です。

 

うつ症状を改善していくときに、お食事(栄養)ということも非常に重要です。

 

私たちは本人を対象にしたカウンセリング事業をメインとしていますが、サポートということも重要視しています。

 

現在は構想段階であるのですが、サポートサービスの大きな柱としていきたいのが「テイクアウトサービス」です。

 

私たち日本うつ病サポート協会のスタッフの中にご家族がうつ病で苦しんでいらっしゃいます。

 

うつ病で苦しんでいるのは、スタッフの奥様でお仕事のノルマが影響してうつ病を発症してしまったようです。

 

奥様がうつ病になるということは、そのご家庭では家事機能がストップしてしまうことになるのです。

 

旦那さんが家事をサポートするということもうつ病サポートの一つですが、それが難しい時はどうなるでしょうか。

 

実際のお話として、そのスタッフのご家庭では毎食をコンビニ弁当で済ませているようです。

 

5人家族ということで、1食1人500円と計算すると

500円×5人×3食=7,500円

 

7,500円というのが1日あたりの食費になるということなのです。

 

これを1カ月続けるとどうなるでしょう。

 

7,500円×30日=225,000円

 

考えたくない数字が出てきました。

 

食費が1カ月225,000円掛かってしまうということになるのです。

 

そして、コンビニのお弁当ということは栄養面でも気になってきますね。

 

奥様がうつ病を患ってしまうということは、家事機能がマヒしてしまうということになり、ご家族が多い場合やお子さんが育ちざかりの時には子供の成長にも大きな影響を与えてしまうということもあるのです。

 

そこで、私たち日本うつ病サポート協会が喫茶店に出資した目的は「お食事のテイクアウトサービス」です。

 

これは、まだ実現出来ていないのですが。

 

夕食分(5人前)を1,000円でテイクアウトできるようにしたいというのが私たちの構想であります。

 

手作りの料理を夕食だけでも食卓に並べることが出来ることで、ご家族の負担軽減や栄養面のサポートにお役に立ちたいと考えています。

 

1食あたり2500円かかるのを1000円に抑えるということも負担軽減になりますし、栄養面や夕食を作らなくてはなどの気持ち的な負担も軽減していきたいというのが考えです。

 

現在はオープンしたばかりということで、まだテイクアウトサービスにたどり着けていないのですが、来年の春ごろを目途に実現させたいと考えているところです。

 

【学習サポート】

 

喫茶店事業でもう一つ新たなサービスを展開しています。

 

それは、小学生と中学生を対象とした学習サポート塾です。

 

塾というと、成績をあげるためにという印象が強いですが、私たち日本うつ病サポート協会が監修する学習塾は、お子さんのペースを最優先に考えた学習サポート塾です。

 

例を挙げると、不登校になってしまったお子さんに対して、心のサポートをしながら無理のかからない範囲で学習を一緒にしていくという塾なのです。

 

進学を目標とした塾とちがい、喫茶店といういつもと違う空間で、ゆっくりと自分のペースで学習をしていくのを講師がサポートしていくという形です。

 

成績を上げるという点では物足りなさが出てくると思いますが、お子さんのペースで勉強をしていくことで将来の可能性を広げていくお手伝いが出来たらと考えています。

 

こちらは、すでにスタートしていて喫茶店営業終了後の19時30分~21時までの90分で学習サポート塾を開校しています。

 

まだ、出来たばかりなので整っていないのですが、サービスが整ったらまたご紹介したいと思っています。

 

【HP・店舗情報など】

 

日本うつ病サポート協会が出資した喫茶店ですが、外観や名前、サービスなどは普通の喫茶店の様な雰囲気になっています。

少しでも入りやすいようにと、私たち協会の名前は出来る限り伏せてお店作りを致しました。

 

気軽に入りやすいお店を目指して作りましたので、近くまで来られてときは気軽にお立ち寄りください。

 

「店舗の情報」

店舗名 喫茶ここ

住所  北海道石狩郡当別町弥生52-6(当別駅より徒歩4分)

※札幌から車で40分

※JRでは札幌駅から学園都市線(札沼線)で40分

HP https://cafe-coco.lafeill.com/

 

喫茶店という形式ですが、空間やサービスをメインに心地よい時間を過ごしていただけるよう考えて運営していきます。

皆さまどうぞよろしくお願い致します。

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