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カウンセリングの目的・カウンセラーの役割

すべての悩める人のためのカウンセリング

 

古今東西、老若男女を問わず、誰でも悩みのひとつやふたつ抱えているものです。

 

もし、「悩みなんかない」と言う人がいるとしたら、それは、悩みから目をそらし、「ない」と思おうとしているだけかもしれません。

 

この世には、完璧な人や万能な人、何でも100点満点、100%こなせる、聖人君子・・・そんな人は決して存在しないのです。

 

だからこそ、人は悩むのであって、それが人として自然なことなのです。

 

いやむしろ、「悩むのが人間」であり、「人間だから悩んで当然」と言ってもいいでしょう。

 

 

悩んだ時、あなたならどうする?

 

人は、生きている限り、悩むものです。それが「生きている」ということだと言うことができるかもしれません。

 

したがって、人生に悩みは付きものなのです。

 

しかし、その悩みをいつまでも引きずっていると、心が苦しいだけではなく、人としての成長も阻まれてしまう可能性があります。

 

つまり、人が健全に生き、成長していくためには、悩みから目をそらしたり、逃げたりすることなく、しっかりと向き合い、解決していくことが大切なのです。

 

では、悩みを抱えた時、あなたならどうするでしょうか?

 

まずは、自分でどうにかしようと考えたり、自分なりの方法を駆使して解決しようとするでしょう。

 

しかし、なかなかそう簡単にはいかないことも多いはずです。

 

そんな時はどうするでしょうか?

 

たいていは、家族や友人など、身近な信頼できる人に相談したりするでしょう。

 

そうすることで、悩みが解決することもあるでしょうし、たとえ解決しなかったとしても、少しは気が楽になったり、ホッとできたりするものです。

 

うまくいけば、解決こそせずとも、かなりスッキリとした気持ちになれたりすることもあるはずです。

 

ただ、こうしたことは、身近に相談できる相手がいる場合に限ったことです。

 

実際には、悩みを相談するほど信頼できる相手がいなかったり、他人に話すことに抵抗を感じてしまうこともあるはずです。

 

その結果として、一人で抱え込み、頭の中で悩みがグルグルと回り、いつしか増大してしまうことになりかねません。

 

そうなると、出口のないトンネルに入ってしまったような心境になり、気持ちがどんどん落ち込んでいきます。

 

そして、次第に心を病んでしまうことになってしまう恐れがあるのです。

 

そのようなことになるのは誰しも避けたいものです。

 

 

悩みと向き合うためのカウンセリング

 

悩みを相談できる相手がいない時、大いに役に立つのがカウンセリングなのです。

 

カウンセリングを行うカウンセラーは、悩みを抱える相談者に寄り添い、精一杯、お話しに耳を傾け、すべてを受け止めます。

 

そのうえで、相談者が主体となって、悩みや問題を解決していけるように導いていき、解決のための糸口を見つけられるようサポートしていきます。

 

必要に応じてアドバイスをすることもありますが、基本的には指示・指導・助言などを行うことはしません。それが「カウンセリング」というものなのです。

 

ここが、世間一般の「悩み相談」や「人生相談」と「カウンセリング」の大きな違いと言えるでしょう。

 

 

ますます大きくなるカウンセラーの役割

 

近年、全国各地で地震や津波、台風、土砂崩れなど、多くの人命が奪われる大規模災害が続発しています。

 

自然の脅威を前に、私たち人間は、なすすべもありません。

 

各地での自然災害により、被害を受けた方々には、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。そして、一刻も早い、復旧・復興をお祈りいたします。

 

日本うつ病サポート協会の所在地は北海道・札幌市なので、9月6日に発生した大地震に遭遇しました。

 

地震の影響により、北海道のほぼ全域が停電するなどライフラインが大打撃を受けたり、道路の陥没などの被害が出たのは記憶に新しいところです。

 

こうした自然災害では、人命が奪われることがあるのはもちろん、多くの負傷者が出ることがあります。

 

また、恐ろしい体験をしたことが心の傷となって、心の不調が生じることも少なくありません。

 

当協会の札幌カウンセリングルームにも、地震発生直後からしばらくの間は、通常より多くの方々が心の不調によりご相談に来られました。

 

こうしたことからもわかるように、被災した人々の心のケアの重要性が高まっています。

 

そして同時に、その心のケア(カウンセリング)を行うカウンセラーの需要が高まり、全国各地で活躍するようになりました。

 

また、災害関連だけではなく、親から虐待を受けて育った子供や、犯罪被害者の心のケアの必要性も叫ばれるようになりました。

 

さらに、うつ病が原因による自殺者の増加に伴い、残された家族などに対する心のケアも求められるようになってきています。

 

こうしたことから、カウンセラーは人の人生を左右するかもしれないほど大きな責任を担う重要な仕事と言えるでしょう。

 

 

時代のニーズに応える日本うつ病サポート協会

 

カウンセリングやそれを行なうカウンセラーの活躍の場が多くなったということは、いわば時代のニーズが高まっているということが言えるでしょう。

 

日本うつ病サポート協会のカウンセリングルームでは、そうしたニーズに応えるべく、カウンセラーの育成にも力を入れています。

 

一般的な心理カウンセリングを行う「認定心理カウンセラー」のほか、うつ病相談に特化した「うつ病カウンセラー」、さらに、うつ病の人を支える家族などのための「うつ病サポートアドバイザー」といった資格の認定を行っています。

 

みなさんも、さまざまな領域で求められるようになってきている心理カウンセラーとして活躍してみませんか?

 

 

 

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