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悩みを解決するためのカウンセリングの進め方は?

聞いたことはあっても、受けたことがある人は少ないカウンセリング

 

最近では「心理カウンセリング」という言葉は一般に聞かれるようになり、知らない人はいないと言ってもいいでしょう。

 

しかし、聞いたことはあっても、「受けたことがある」という人に出会うことは少ないのではないでしょうか?

 

実際、企業であれば、社内の医務室などに「産業カウンセラー」、学校であれば、保健室などに「スクールカウンセラー」が在籍しているところが増えてきましたが、利用したことがある人は多くはないようです。

 

また、民間のカウンリングルームなどもずいぶん増えてきましたが、やはり利用したことがある人はまだまだ多いとは言えないようです。

 

 

顔見知りには本音を話しにくい

 

悩み事を友達や知り合いに話したり相談する人は多いと思いますが、それで悩みそのものが解決したり、スッキリした気分になれることがどれほどあるでしょうか?

 

長々と話したとしても、結局、モヤモヤが残ってしまったり、かえって悩みが深まってしまったりすることはないでしょうか?

 

そして、「話すんじゃなかった」なんて後悔したりすることはないでしょうか?

 

友達や知り合いなど、本来であれば悩みを聞いてもらって気持ちが楽になってもよさそうな相手なのに、どうしてそのようなことになってしまうのでしょうか?

 

その答えは、実は非常に簡単なことなのです。

 

友達や知り合いなら、何でも話せると思いがちですが、実は近しい関係であればあるほど、悩みの本質や核心部分、つまり「本音」を話しにくくなってしまうものだからなのです。

 

実際の場面を想像してみてください。

 

あなたが抱えて苦しんでいることを聞かされるほうは、どんな気持ちになるでしょうか?

 

その人があなたと仲がよければよいほど、あなたの苦しみやつらさに共感し、しんどくなってしまうはずなのです。

 

そのことに気づくと、「相手に迷惑になる」と、抑えがかかってしまい、それ以上、突っ込んだ話はできなくなってしまうのです。

 

その結果、本音を出し切れず、いわば欲求不満状態になり、モヤモヤが残ってしまうことになるのです。

 

そうやって、悩みを抱えたまま、長期にわたって苦しみ続ける人が少なくないのです。

 

 

心理カウンセリングでは何でも話してOK!

 

カウンセラーは、人の心の専門家であり、悩みを聞くプロフェッショナルです。

 

日々、さまざまな人の多様な悩みを聞いて、一緒に解決策を考えていくのが仕事です。

 

あなたが悩んでいるなら、友達や知り合いに相談するのも結構ですが、効率的に悩みを解決したいなら、ぜひともカウンセリングを受けてみてください。

 

心理カウンセリングを受けることによって、自分自身が置かれている状況や、今のつらい気持ちを理解してもらい、心に寄り添ってもらうことができます。

 

そうすることで、抱えている悩みにどのように向き合えばいいのか、そして、いかに上手に付き合っていけばいいのかがわかるといった効果も期待できます。

 

ですから、カウンセリングを受けて、悩みのすべてをカウンセラーに話してしまいましょう。

 

 

カウンセリングの基本的な流れは?

 

カウンセリングという言葉は知っていても、受けたことがある人は少ないと冒頭でも書きました。

 

そのため、カウンセリングとは、どういう流れで進められるものなのかを知っている人も少ないはずです。

 

そのため、必要以上に不安を感じてしまい、カウンセリングを受けることを躊躇してしまう人も多いようです。

 

そこで、簡単にカウンセリングの基本的な流れをご紹介しておきましょう。

 

 

カウンセリングは悩みを話すところから始まる

 

心理カウンセリングは、まず、あなたが抱えている悩みをカウンセラーに話すところから始まります。

 

その際には、面倒くさがって省略したり、端折ったりせず、細部にわたり、できるだけ詳しく話しましょう。

 

なぜなら、悩みそのものと関係がないと思われるようなことでも、実は深い関係があったりするからです。

 

カウンセラーは、そうした部分も聞き逃さずに分析していき、悩みの本質を見極めたり、解決策を探っていきます。

 

こうした作業はカウンセラーが一人で行うものではなく、あなたと対話を繰り返す中で、一緒に探していくものなのです。

 

こうした作業は、一回で完了する場合もありますが、多くの場合、複数回の面談を繰り返すことで、悩みの解決に向かって進んで行くことになります。

 

面談(カウンセリング)の回数や間隔は、その人によってまちまちですし、悩みの種類などによっても違ってきます。

 

短期間に数回の面談で終了する場合もあれば、長期にわたり数十回に及ぶこともあります。

 

このように、カウンセリングの進め方は、基本的には、まず悩みを話すところから始まり、それに対してカウンセラーが質問をするなどして対話を繰り返すということになります。

 

ですから、あなたが特に何かをしなければならないといった難しいものではありません。

 

重要なのは、悩みをできるだけ詳しく話すと同時に、自分の気持ちを素直に表現することです。

 

そうすることで、自分が抱えている悩みの原因を見い出し、客観的に見つめ直すことができるようになり、適切な対応ができるようになるのです。

 

そのうえで、カウンセラーから助言を受ける場合もあるので、それを普段の生活の中で実行するなどして、悩みの解決に取り組んでいくことになります。

 

つまり、悩みを解決するのは、最終的にはあなた自身なのです。決してカウンセラーが解決してくれるわけではないのです。

 

あなたが悩みに正しく向き合い、適切な対応ができるような心の状態に導いていくのが、カウンセリングだと言ってもいいでしょう。

 

カウンセリングの手法にはさまざまな種類があるので、どの種類のカウンセリングを受けるかによって多少内容が違ったり、進め方が異なることはありますが、基本的には以上のような流れで進められるのが一般的です。

 

 

協会のカウンセリングの進め方

 

日本うつ病サポート協会の札幌カウンセリングでは、先に説明したように、まずはあなたの悩みをじっくりと聞くところから始まります。

 

そうすることであなたの心に寄り添い、悩みに伴うつらさや苦しさを共有します。

 

そのうえで、悩みの本質や解決に向けて取り組むべき課題を示すなどして、根本からの解決を目指して一緒に進んで行きます。

 

一回のカウンセリングで終了する場合もありますが、基本的には複数回のカウンセリングを繰り返すことで、あなたの悩みを解決する方向に導いていきます。

 

一人で抱え込まずに、経験豊富なカウンセラーに悩みを話し、楽に生きられるようになりませんか?

 

 

 

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