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「不安になる」ネット情報だけに頼らない~コロナうつ予防・対策~

不安で心が壊れてコロナうつへ

 

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、いまなお収束の見通しが立たない状況にあります。

 

そのため、ウイルスの感染を防ぐために、外出を自粛したり、密を避けるといったことを強く意識した生活を余儀なくされています。

 

ウイルスの感染を防ぐためには、人との接触を極力減らすことが大事であり、徹底して行なうことで感染を防ぐことが可能です。

 

ウイルス対策として有効とされる対策をしっかりと講じていれば、感染の恐れは極限まで減らすことができ、安心して暮らすことができます。

 

しかし、そうはいっても、人類が未経験の未知なるウイルスが相手なので、完全に不安を払しょくすることはできません。

 

事実、ワクチンや薬が開発されるまでは、感染→重症化→死という流れが誰の身に起きても不思議ではない状況にあります。

 

こうしたことから、いくら外出を自粛して、人との接触を減らしていても、不安が募ってしまうのも当然のことでしょう。

 

その結果として、心のバランスを崩し、いわゆる「コロナうつ」と呼ばれる状態になってしまう人が急増しているようです。

 

眠れない、食欲がない、身体がだるい、気分が落ち込む、何もやる気が起きない、悲しくなる……。こうした、うつ病の症状があらわれている人が少なくないのです。

 

しかも、その症状がさらに悪化し、日常生活に支障を来たす人が増加しているようなのです。

 

ネット情報で不安になる

 

心のバランスを崩してカウンセリングを受けに来られる人の中には、比較的、不安を募らせやすいタイプの人というのがいます。

 

いわゆる「心配性」の人と言ってもいいかもしれません。

 

そのようなタイプの人は、他の人よりも不安を感じやすく、その結果、心のバランスを崩して、うつ病などの心の病にかかってしまいやすい傾向があります。

 

このような、「心配性」の人は、ウイルス感染を恐れて、外出自粛などの対策をしっかりとっているのですが、それでも不安を募らせてしまうのです。

 

その原因となっているもののひとつとして挙げられるのが、いわゆる「ネット情報」というものです。

 

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、予断を許さない状況にあるだけに、日々、ウイルス関連情報が大量に流れてきます。

 

特に、感染者・死亡者数などが大きく報じられたり、クラスター(集団感染)の発生などが伝えられたりすると、余計に不安を煽られるのは言うまでもありません。

 

心配性の人がこうした情報に触れると、当然、大きな不安を感じてしまうため、「見なければよかった」と後悔し、「次からは見ないようにしよう」と思うのですが、気になって「つい、また見てしまった」ということを繰り返してしまうのです。

 

ネット情報を見れば不安になる。だから見ないようにする。でも、気になってしまい、また見て、再び、不安になる……。

 

この連鎖から抜けられなくなっている人がたびたび見受けられるのです。

 

このような場合、いったい、どうすればいいのでしょうか?

 

 

様々な情報源を活用する

 

人類が経験したことのない未曽有の事態にある以上、その中を生き抜いていくためには、やはり情報が必要です。

 

現在は、様々なメディアが存在するため、多くの情報を容易に入手することができます。

 

つまり、様々な情報源が存在するということです。

 

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、口コミ、そしてインターネット……。

 

インターネットの中でも、大手のニュースサイトもあれば、個人が発信できる多様なSNSまで幅広いタイプがあります。

 

とりわけ、現代は、「ネット社会」と言われるように、インターネットの影響力が絶大です。

 

子供から大人まで、多くの人がパソコンを活用し、携帯電話やスマートフォンを持ち歩いて、いつでもネットの世界にアクセスして、様々な情報を瞬時に入手することができます。

 

こうした利便性も手伝って、現在では、情報を得る手段として、インターネットが重宝されるようになりました。

 

その結果として、ネット情報だけに頼ってしまいがちになります。

 

しかし、情報源をインターネットだけに限定してしまうのは、情報収集法として賢明な方法とは言えないでしょう。

 

ネット情報は、手軽に入手できる利便性はありますが、テレビや新聞といった既存のメディアに比べると、誤った情報が非常に多く見られます。

 

中には、アクセス数(広告収入)アップを狙って、意図的に間違った情報を流していると思われるものも少なくありません。

 

新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた頃には、トイレットペーパーをはじめとする紙製品が不足するとのデマが乱れ飛び、それを信じた多くの人が買い占めに走る騒動があったのは記憶に新しいところです。

 

このようなデマの場合、事実ではないとわかっていたとしても、ジッとしていられず、買い占めに走ってしまうというケースが多くあります。

 

つまり、理性による抑制ができなくなってしまうということです。

 

人を抑制不能にしてしまうのが、「不安」というものなのです。

 

ネット情報には、誤った情報だけではなく、扇動的な情報、不安を誘発・増大させる情報が少なからず含まれています。

 

それにより、不安を募らせ、さらに増大させてしまい、そして不安に支配されてしまう……。

 

そして、理性を失い、自分というものをコントロールできなくなってしまい、買い占めといった非合理的な行動に走らせてしまうのです。

 

不安な状態というのは、心の余裕を失い、視野が狭くなった状態です。

 

だからこそ、このような時は、「ネット情報」だけに頼らず、できるだけ多くのメディアから情報を得るようにしましょう。

 

そうすることで、間違った情報やデマを見極め、正しい情報を選別することができます。

 

それにより、不必要な不安を抱くことなく、落ち着いて考え、適切な行動をとることができるようになります。

 

好きなことを検索する

 

ネット情報だけに頼ると、真実を見極められなくなり、不必要な不安を募らせてしまう恐れがあるので注意が必要ですが、一方では、インターネットというのは非常に便利で有益なツールであることに間違いはありません。

 

ですから、ネット使用を一切やめてしまう必要はなく、正しく使えばいいだけのことなのです。

 

この場合であれば、不安を抱いてしまう使い方(コロナ関連情報ばかり集めるなど)ではなく、不安解消やストレス発散につながる情報を集めるように意識するといいでしょう。

 

そのものズバリ、「不安解消法」とか「ストレス発散法」で検索をして、表示された記事を読み、そこに書かれている方法を実践してみるのです。

 

あるいは、自分の好きなことについて検索してみるのもいいでしょう。

 

旅行が好きな人は、行ってみたい国のことを調べてみたり、釣りが好きな人は、新しい仕掛けについて調べてみたり……。

 

とにかく、自分の好きなことや、自分が楽しくなること、気持ちよくなれることなど、自分にとって都合のいいことを調べてみるのです。

 

そうすることで、不安を解消するだけではなく、不必要な不安を募らせることを回避し、むしろ、安心感や快適さを得ることができ、心穏やかに過ごすことができるようになるでしょう。

 

 

 

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