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こころが不調な時の休み方とカウンセリング

精神的・体力的に無理をし続けると、動悸やめまいなどが起り、朝ベッドから起き上がることができないということが起こるかもしれません。
 
症状を会社に伝えると、とりあえず3日とか1週間ゆっくり休んで治しておいてとお休みをくれるケースがあります。
 
では、この期間にどのように休んだら良いのでしょうか?
 

うつ症状の休み方とカウンセリング

 
まず初めに、うつ症状の原因として考えられるストレスについてみていきましょう。
 
ストレスは大きく分けると身体的ストレスと精神的ストレスの2種類があります。
 
その2種類についてみていくと休み方のヒントが見えてくるかもしれません。
 
 

身体的ストレス

 
ハードなお仕事をされていたり、残業が月100時間を超えていたり、お休みがない状態で働き続けたりすることで知らず知らず身体に疲れがたまってしまいます。
 
この場合も抑うつ状態となったり、無理をし続けることでうつ病になったりしてしまうケースもあるほどです。
 
この場合のストレスは、身体が疲れていることが主要因となるので単純に考えると身体をゆっくり休めてあげることで回復傾向に向かうことがあります。
 
ただ、蓄積された疲労であるケースが多いので、ゆっくり休んでから生活習慣の見直していくのが良いかもしれません。
 

精神的ストレス

 
仕事上のプレッシャーや、人間関係など精神的なストレスによりうつ症状が出た場合、どのように休んだら良いのでしょうか?
 
一般的には「こころを休める」ということを良く耳にしますが、こころを休めるとはどうゆうことか?と聞かれると即答できる人は少ないかもしれません。
 
では、どのように考えていくのが良いのでしょうか。
まず初めに考えたいことは、こころはどこにあるのかということです。
 
 
こころはどこにあるの?と聞かれると
 
 
心臓(胸)
 
 
頭(脳)
 
 

この2パーターンに答えが分かれる傾向があります。
 
そこで、こころを休めるという言葉の「こころ」を「心臓」「頭(脳)」に置き換えてみましょう。
 
心臓を休めるという形になると、これは出来ませんね。心臓は常に動いていますので
 
このように考えると、こころを休めるというのは、もう一方の「頭(脳)」を休めるということになります。
 
精神的ストレスにより不調になった場合のゆっくり休むということは、実は「頭(脳)」を休めることで回復傾向に向かっていくのです。
 
脳を休めるということは、「考えない」というのが答えになります(極論ですが・・・)
 
この考えないというのが、精神的ストレスを回復傾向に向かうきっかけになるのですが、この「考えない」というのが言うのは簡単なのですが、実際に取り組むことが難しいのです。
 
うつ症状が出てきたときに、まず何をするかというと結構なかたが、インターネットを使い症状について検索をし始めます。
この時点でどんどん情報が頭に入ってきて考えることになります。情報が入ってくると気になり次・次・次・・・と検索をし続けてしまうことが多いです。
 
精神的なストレスは脳が疲れている状態なのですが、それを検索や不安により更に脳を使ってしまい知らないうちに症状を悪化させてしまうということも少なくありません。
 
精神的ストレスが原因の場合、3日~1週間のお休みでは不安や復帰の時のことを考えてしまうため、短期のお休みで回復させたい気持ちとは逆に、症状が改善されないとか、悪化してしまうというケースもあるのです。
 
そんな時は、カウンセリングを一度検討してみることも良いかもしれません。
 
 

協会の札幌カウンセリングでお話することは

 
協会の札幌カウンセリングでは、ゆっくりお話をお聴きするなかで、ストレスとなっている原因を把握し、あなたにあったお休みの方法を一緒に考えていくことも可能です。
 
一人で考え、頑張ろうとすればするほど症状が悪化してしまうケースもあるので、カウンセリングで一緒にお休みの方法を考えていくというところからスタートしていくのが良いかもしれません。

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